吉川病院ブログ

応援給水近隣都市間合同訓練

10月29日に堺市上下水道局による応援給水近隣都市間合同訓練に御協力させて頂きました。

近隣都市間合同訓練ということで、堺市、富田林市、和泉市、高石市、大阪狭山市による合同訓練で、想定事象は、『災害等により配水管が漏水し、広範囲で断水、赤水が発生。堺市の給水車及びパック水で運搬給水を行なっているが、医療機関への対応が大幅に遅れている。』というものでした。

訓練で私たちがやったことは、訓練場所の提供と給水パックでの水の配給体験でした。その際に給水パックというものを初めて見ました。今までは水の配給はポリタンク等を持って行くというイメージでしたが、給水パックはコンパクトに折りたたむことができ、持つ箇所も２か所あり水を運びやすく作れており、これなら家庭で準備している災害避難袋に入れておいたらいいなと思いました。

最近では、関東での台風や大雨等による災害の報道で給水車が活躍する報道を目にすることが多くありましたが、大阪においても、台風、大雨以外にも地震と、災害はいつ起こってもおかしくないと言えます。

今回この訓練に御協力させて頂いたことで、災害発生時の水の重要性、普段自由に水を使えることの有難さを改めて認識できたかと思います。