こんにちは、今月のブログは薬局が担当します。
患者様が病院や薬局で渡されるお薬、今回はそのお薬を飲む(服用)タイミングについてお話させて頂きます。
薬を飲む(服用)時間には主に3つのタイプがあります。
①朝昼晩の食事にあわせて・・・
[食後] 食事の後、30分間以内に服用。薬の作用で胃が荒れてしまう薬は、胃の中に食べ物が残っている状態で服用します。
[食間] 食事から2時間ほど後の空腹時。食事の最中という意味ではありません。
[食前] 食前に飲む事で高い効果を発揮する薬は食事の前の60~30分前に服用します。
②指定された時間に・・・
[就寝前] 就寝する30分ぐらい前に飲みます。寝ている間に効果が出る薬、睡眠を改善する薬、飲むと眠くなる薬などは就寝前に飲みます。
「○○時間おきに内服」や「○○時に内服」といった時間を指定される場合があります。検査前投与の薬の時間を間違えて服用すると、検査ができないこともあります。
③痛みなどの症状がでたときに・・・
解熱剤や咳止めなど、その症状が出たときだけに飲むもの。頓服薬(とんぷくやく)と呼ばれています。
お薬が持つ効果を安全に、そして最大限に引き出すのに一番大切なことは、用法用量を守る正しい服用です。
上に書いています内容をご参考にして頂き、正しい服用をして頂けたらと思います。
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