吉川病院ブログ

消防訓練を実施しました

先日、今年度1回目の消防訓練を実施しました。

病院では1年に2回、消防訓練の実施が義務付けられています。

あってはならないことですが、もしも病院で火災が起こったら、その場にいるスタッフは素早い初期対応が求められます。

どのように非難して患者様の安全を確保するのか、また、防火設備についての知識や消火器の使い方などスタッフが知っておかないといけないことはたくさんあります。

スタッフには勤務年数の長いベテランもいれば、まだ入ったばかりのスタッフもいる中でみんなが同じ動きをできるようにするためにはどうしても訓練が必要です。

今回は消防署の立会はありませんでしたが、時には堺市北消防署の隊員の方々に訓練の様子をチェックしていただき、講評をいただくこともあります。

避難訓練が終わると、今度は訓練用の消火器の使い方を練習します。

消火器には誤作動防止の安全ピンがありますが「安全ピンはいつ抜くのが正しいの?」とか、「火元のどこを狙えばいい?」、「いったい何秒くらい消火できるの?」など、案外やってみるとわからないこともあります。

訓練用の消火器は中身が水なので、こうした消火器の知識も学びながら花壇に向けて消火の練習をします。

他にも、院内の消防設備の使い方の説明を受けたりします。長く勤務しているスタッフにしてみれば何度も聞いたことのある話ではありますが、それでもいざ火災報知器が鳴るとパニックになってしまい機械の操作方法がわからなくなることも考えられます。

消防訓練のタイミングで、あらためて設備の機能や取り扱い方法を再確認するのは大切なことです。

こうした訓練を何度も行う中で、いざという時の病院の「安全と安心」を守ることができるよう、スタッフは日々努力しています。

今日は消防訓練の様子のお知らせでした。